著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

大河「どうする家康」松本まりか女大鼠は主役を食った!「くノ一」がドラマで大ウケ

公開日: 更新日:

想像力ふくらむ得難いキャラ

 そして今期ドラマで現代のくノ一を演じているのが「忍者に結婚は難しい」(フジテレビ系)の菜々緒(写真)。菜々緒演じる草刈蛍は調剤薬局で働く薬剤師。というのは表向きの顔で、実は甲賀忍者の末裔という設定。原作は横関大の同名小説(講談社刊)。深田恭子主演「ルパンの娘」の原作者でテイストがよく似ている。

「ルパン」で話題になったのはフカキョン演じる華が着用するピチピチの泥棒スーツで、菜々緒の忍者ファッションにさぞや期待した視聴者も多かったと思うが、フタを開けてみれば令和の忍者なのでジョギングにでも行くようなスタイル。

 視聴率も現在5%台といまひとつふるわないのは、菜々緒のくノ一ファッション、すなわちお色気不足が原因ではないか、と。

 とはいえ、くノ一というだけで、なにやら特別感も出て、想像力もあれこれ膨らむのだからドラマには得難いキャラといえそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃