再放送中NHK朝ドラ「ひらり」主人公の姉・みのり役の鍵本景子さんは一級建築士と結婚し一女の母

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 NHK総合で再放送中の連続テレビ小説「ひらり」。石田ひかり(50)が主人公ひらりを演じているが、その姉・みのり役を好演しているのが鍵本景子さんだ。仕事や結婚に悩む当時のOL像がよく表現されていて興味深い。鍵本さんをテレビで最近見ないが、今、どうしているのか。

  ◇  ◇  ◇

「『ひらり』の再放送を、楽しんで見ています。出演していた当時は、自分の演技が気になって、もっとああすればよかった、こうすればよかった、と反省ばかりして、ドラマ全体のストーリーを客観的に見て楽しむことができませんでした。30年経ってやっと引いて見られて、『こんなに面白いドラマだったんだ』と声を上げて笑ったりしています。すてきなドラマに出演させていただき、感謝の気持ちでいっぱいです」

 東京都内のカフェで会った鍵本さん、まずはこう言ってニッコリ笑った。「ひらり」の頃より、ずいぶんほっそりして見える。

「『ひらり』のときが、たまたま人生で一番ふっくらしていただけで、体質なのか食べても太らないんです。それにしても、みのりは25歳という設定なのに『結婚、結婚』と焦っていますよね。当時の女性は25歳でもう結婚を焦っていたんだなあ、と時代の違いを感じます。演じていた私自身は、オーディションを受けて、やっとセリフがたくさんある役をもらえた、とすごく充実した日々で、まだ結婚は全然頭にありませんでしたね」

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