国生さゆりが山口4区補選で有田芳生氏に噛みついた狙い 元おニャン子の政治家に刺激された?

公開日: 更新日:

次期衆院選に出馬?の憶測

 選挙後、有田氏は「炎上したことで(旧統一教会が)下関に浸食しているという認識が広がったのではないか」と語った一方、国生のツイートにはこう答えたという。

「悪質でしたね。私の弁護士から『国生さんのツイートは名誉毀損になります』と言われた」

 選挙運動中、「元おニャン子」という影響力のある芸能人が誤認識した上、候補者を痛烈に批判していたのだから怒り心頭に発するのも無理はない。今まで政治に関する発言を積極的にしてこなかった国生がなぜ、このタイミングで国政選挙に踏み込んだのか。

 永田町で囁かれているのは、次期衆院選に出るのでは、との憶測だ。

「昨夏の参院選で、自民党候補として出馬した元おニャン子の生稲晃子さん(54)が初当選したのが大きいでしょう。かつての仲間らは、清楚なイメージがウリだった生稲さんが国会議員になるとは、と驚いたようです。おニャン子時代、生稲さんの会員ナンバーは目立たない40番。一方、国生さんは、番組をグイグイ引っ張るフロントの8番。生稲さんが国会議員になれるのであれば、私も──と考えても不思議はないでしょう。『政治に興味、関心あるけど』みたいな雰囲気を匂わせたのかもしれません」(野党国会議員秘書)

 元芸能人であっても、法に触れない限り、立候補は自由。ただ、仮に立候補するのであれば、選挙期間中の候補者アンケートにほとんど答えず、さらに他候補の回答パクリ疑惑まで指摘された生稲氏のような姿勢は論外だろう。

 政治家を志す人は誰であっても、政治の基本的な知識はもちろん、事実や事象を正確に把握して的確に判断、行動できる最低限の素養は身に着けていてほしいものだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

    今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  4. 4
    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  5. 5
    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

  1. 6
    “辞めジャニ”野村義男は59歳で現役バリバリ!引く手あまたの秘訣は「第三の道」を歩んだこと

    “辞めジャニ”野村義男は59歳で現役バリバリ!引く手あまたの秘訣は「第三の道」を歩んだこと

  2. 7
    巨人・秋広が今季初昇格も阿部監督「全く期待していない」…のんきな性格がアダで早くも背水の陣

    巨人・秋広が今季初昇格も阿部監督「全く期待していない」…のんきな性格がアダで早くも背水の陣

  3. 8
    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

  4. 9
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

  5. 10
    人間性やスタンスが如実に表れたMLB挑戦時の「西海岸かつ小規模都市」へのこだわり

    人間性やスタンスが如実に表れたMLB挑戦時の「西海岸かつ小規模都市」へのこだわり