「unknown」最終回にガッカリ? 井浦新がそれでも視聴者の支持を集めたワケ

公開日: 更新日:

 芸能ライターでドラマウオッチャーの山下真夏氏は「このドラマで、いかに井浦さんの人気が高いかを改めて思い知りました。出演シーンが少なく、ほとんどセリフも話していない。それなのに井浦さん登場回は必ず、《井浦さんの演技が好き》なんて声が飛び交った。そんな視聴者の思いが強すぎたあまり、《まさか殺人犯のはずがない。本当は裏がある》という考察が盛り上がってしまったのかもしれません」

 ドラマの中では、一条を知る人物による《殺人の動機の推測》が語られてはいたのだが、それには納得できなかったのが視聴者。《誰かをかばっているはず》《虎ちゃんが二重人格で殺人を犯し、それをパパがかばった》などなど、考察がさらに盛り上がることに。

「とはいえ、2021年の人気ドラマ『最愛』(TBS系)でも井浦さんは犯人役だったんですけどね。井浦さんが持つ独特のミステリアスな雰囲気、優しげな眼差しに引かれ、『最愛』最終回でも《どこかで幸せでいてほしい》と、井浦さん演じる加瀬に熱いメッセージが書き込まれたものです。今回もあんなに出番が少なくても、視聴者の心をわし掴みにするのは《さすが》のひと言です」(前出の山下氏)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  3. 3

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  4. 4

    浜田省吾の父親が「生き地獄」の広島に向ったA.A.B.から80年

  5. 5

    山尾志桜里氏は出馬会見翌日に公認取り消し…今井絵理子、生稲晃子…“芸能界出身”女性政治家の醜聞と凄まじい嫌われぶり

  1. 6

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  2. 7

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  4. 9

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 10

    フジ親会社・金光修前社長の呆れた二枚舌…会長職辞退も「有酬アドバイザー」就任の不可解