「アフリカ」遠藤貢著 人口増加が続き、2100年には世界の人口の38%に

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「アフリカ」遠藤貢著

「アフリカ」遠藤貢著

 見慣れたメルカトル図法による世界地図では分からないが、実はアフリカは、インド、中国、北米、さらにヨーロッパ諸国の地表面積のほとんどを合わせた広さに匹敵するほど大きい。その広大な大地では人口増加が続き、2100年には約40億人、世界の人口の約38%に達すると推測されている。鉱物資源に恵まれ、今後、巨大な経済市場になることを見越して中国をはじめとする各国は関与を強めている。

 一方で人口増加に対応する雇用機会が提供できるか不安は消えず、経済機会を求めて大陸内外に移動する動きの加速化や、人口増を支える食料供給など将来的な課題もある。

 本書は、アフリカの可能性と課題を念頭に、各国の歴史やその特徴、主要国との関係、そして日本の外交政策の現状などを解説したテキスト。 (中央公論新社 1155円)

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