世界初! 顔に重度の熱傷を負ったカナダの18歳女子大生が実験的治療で奇跡の回復
顔面に重度の熱傷を負った18歳の女子大生が、世界初の実験的治療によってほぼ完全に元の顔に戻り、驚異的な成果に注目が集まっている。
カナダ・オンタリオ州のウエスタン大学に通うケイトリン・ジェフリーさん(18)は昨年12月、学生寮の火災で顔や首に重度の熱傷を負い、同州のハミルトン総合病院の熱傷センターで治療を受けることになった。
通常、このような深い熱傷では皮膚移植が必要になることが多い。しかし顔面への移植は大きな瘢痕(はんこん)が残ったり、外見に大きな影響を及ぼしたりするおそれがあるため、医療チームは「エクソソーム」と呼ばれる微小粒子を利用した実験的治療を行った。
エクソソームは細胞から放出される極めて小さな粒子で、組織修復や炎症の抑制に関与すると考えられている。ケイトリンさんは熱傷治療でこの方法を受けた世界初の患者となった。
治療では、米国から調達した約1兆個のエクソソームを2回にわたり損傷部位へ投与。医療チームによると、傷の治癒は極めて順調に進み、回復は「驚異的」だった。写真(同病院の公式サイトから)で治療前後のケイトリンさんを見て確認していただきたい。
今回のエクソソーム治療は実験段階だが、従来なら大規模な皮膚移植が必要だった患者の回復を大幅に改善できる可能性がある。


















