トレンディーじゃないおっさんがフジ月9を盤石に

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「101回目のプロポーズ」(1991年/フジ系)

 年明け早々にボッ発した湾岸戦争の報道のさなか、女子たちが月9「東京ラブストーリー」でリカとカンチに夢中になってた1991年。バブルははじけたというのにジュリアナでは夜な夜なボディコンが腰をくねらせたあの夏、月9は冬の“東ラブ”を超える大ヒットを飛ばす。それが「101回目のプロポーズ」。

 テレビが黄金期を振り返る企画に何度も登場し、見てない人も「SAY YES」のイントロや、あのセリフが刷り込まれた、90年代を語るに外せない作品だ。

 武田鉄矢(当時42)が月9で浅野温子(同30)の相手役。内容はみんな知ってるだろうし、字数制限もあるから、ドラマの中身については省略する。でも、どうしても語らなければいられないのは、今振り返っても奇跡的ともいえるキャスティングだ。

 若者に人気の旬の俳優を起用してきた月9には最も縁遠いはずの“おっさん”だもの。放送開始ちょっと前の6月までNHK大河「太平記」でちょっと“金八”っぽい楠木正成を演じていたのが、湊川で自決した直後に月9に転生。

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