著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

広末涼子のW不倫報道は何もかも異例ずくめ…「週刊文春」との対決は新たな局面に

公開日: 更新日:

「通常の会見なら誰かの質問の答えに別の記者が質問をかぶせることができるが、リポーターも経験のない1対1の公開取材。彼のほうが自分のペースに持ち込みやすかったと思う」(テレビ関係者)

 会見の内容も驚きの連続。広末の普段の行動から不倫により起きている広末家の現状を語った。

「3人の子供を守るため」の言葉は胸を締めつけられるようだったが、「公にして世間に知らせることは、かえって子供を苦しめるのでは」の側面もあると思うが――。

■広末自らが文春に電話

 驚きはまだ続く。広末が、スクープした文春記者に自ら電話。自身の対応は本意ではないことを話した。そのなかにはデビュー以来、所属する事務所の社長に対して「私の考えとは違うものを出されてしまった」と不満をぶちまけた。公に事務所批判することも異例。「スキャンダルを巡る対応は事務所と本人が話し合いを持ち協議するのが一般的」といわれる業界。今回は事務所主導で行われた可能性もある。CMなど関係各所への早期の説明・謝罪を含めれば、やむを得ない面もあるが、事務所と広末の間にある微妙なミゾも露呈した。芸能関係者は、「広末には芸能界引退の覚悟もあるようにも見える」と語る。不倫騒動は数知れずあったが、当事者と夫まで話したケースはまれ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束