“芸能界から消えた歌手”尾形大作の評判…懲りない自民党 次期衆院選でまたタレント候補擁立

公開日: 更新日:

 自民党は次期衆院選で、大ヒット曲「無錫旅情」(1986年)で知られる紅白出場歌手の尾形大作(60)の擁立を茂木敏光幹事長が発表した。

 尾形を大阪で擁立するのは、党勢を増す日本維新の会に対抗するためと見られている。しかし、大手芸能プロダクション幹部はこう話す。

「尾形は芸能界を追放されたも同然で消えた演歌歌手です。きちんと身体検査したのか、そこが引っかかります」

 政治に関心が薄い芸能人、有名人の擁立に批判が集まっているにもかかわらず、過去の知名度で議席を稼ぐ自民党のやり方は変わっていないようだ。
 
 タレント議員で物議を醸しているのが、自民党女性局のフランス研修に参加した今井絵里子参議院議員(39)。“お遊び外遊”に税金がつぎ込まれたのではという疑惑に批判が集まり、それを擁護した橋本健元神戸市議を巻き込み炎上中だ。

「元『SPEED』メンバーの今井が16年7月の参院選挙で自民党から出馬し、当選したものの、翌年、当時妻帯者だった橋本氏との不倫疑惑が『週刊新潮』に報じられた。初当選の際、沖縄出身にもかかわらず沖縄について『これから勉強します』とコメントするなど、お粗末ぶりが露呈しました」(芸能ライター)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  2. 2

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  3. 3

    国分太一だけでない旧ジャニーズのモラル低下…乱交パーティーや大麻疑惑も葬り去られた過去

  4. 4

    ホリエモンに「Fラン」とコキ下ろされた東洋大学の現在の「実力」は…伊東市長の学歴詐称疑惑でトバッチリ

  5. 5

    外国人の「日本ブーム」は一巡と専門家 インバウンド需要に陰り…数々のデータではっきり

  1. 6

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  2. 7

    近藤真彦「ヤンチャでいたい」にギョーカイ震撼!田原俊彦をも凌駕する“リアル・ジャイアン”ハラスメント累々

  3. 8

    「モーニングショー」コメンテーター山口真由氏が5週連続欠席…気になる人間関係と体調を心配する声

  4. 9

    参院選終盤戦「下剋上」14選挙区はココだ! 自公の“指定席”で続々と落選危機…過半数維持は絶望的

  5. 10

    参政党の躍進は東京、神奈川だけにあらず? 地方では外国人規制に“地元ネタ”織り込み支持拡大狙い