『SMAP×SMAP』生放送への介入や公取委注意…ジュリー社長退任でも説明すべき「圧力」の実態

公開日: 更新日:

《「マスコミ対応を委ねられているメリー喜多川は、ドラマの共演者が気に入らないと、その放送局の社長に直接電話をかけ、外すよう要求することもあった」》

《「メリー喜多川は、森がオートレーサーの試験に合格した事実を前向きに報じようとした民放のプロデューサーに、『SMAPには森なんていなかったでしょ?』『最初からいないの。森はSMAPのメンバーじゃない。』などと大声を出した」》

 調査報告書はこれらを《真実と信ずるについて相当の理由があったというべき》と書いている。芸能記者が話す。

■ジュリー氏や東山紀之が知らないわけがない“公然の事実”

「会見ではジャニー氏の性加害だけでなく、当然メリー氏の圧力についても説明が必要でしょう。メリー氏はテレビ局や出版社に『あのタレントを使うなら、ウチの子たちは出さない』と高圧的な態度で圧力を掛けてきた。その噂が社内に広まったから、忖度が日常的になって、テレビ番組がジャニーズだらけになった。数多くの芸能事務所があるのに、男性アイドルはジャニーズ事務所が独占してきた。そのカラクリはメリー氏の圧力にあった。それはテレビの視聴者にも公然の事実でしたし、ジュリー氏や東山さんが知らないわけがない。ジュリー氏は1998年から事務所の取締役になっていますし、自身にも圧力疑惑はある」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る