荒波スペックの人気パチンコ『e東京喰種 超デカ超一撃ver.』 図柄揃い確率1/999.9を補う“よく回る”仕様

公開日: 更新日:

 高い射幸性のパチンコ機が相次いでいる。その中でも特に人気なのが、『e東京喰種 超デカ超一撃ver.』(ビスティ)だ。図柄揃い確率が約1/999.9という荒波スペックの何が支持されているのか。

 パチンコやパチスロで人気を博している『東京喰種』シリーズの“出玉特化型バージョン”と言えるのが、『e東京喰種 超デカ超一撃ver.』だ。図柄揃い確率は前記の通りで、一般的なミドルスペックのパチンコ機のそれは1/300から1/399程度であることを考えると、“かなり重い”仕様となっている。

 RUSH突入率及び継続率は約50%。1/999.9に当選して図柄が揃うと、約50%で3000個の出玉を獲得し終了、約50%で7500個の出玉を獲得し、HYPER喰種RUSHに突入する。RUSHは、5回転のST方式でその間に約1/7.7の大当りを引ければRUSH継続。RUSH中の大当り出玉は約3000個で、さらに喰MAXハンド役物が落下するたびに約3000個の出玉が上乗せされる。RUSH突入までに超えるべきハードルはかなり高いものだが、一度RUSHに突入すれば一撃数万個も夢ではないという、まさに出玉特化型の荒波スペックだ。

 そんな『e東京喰種 超デカ超一撃ver.』の大きな特徴が、通常時のヘソ入賞を促す「スマートスタート」という機能。盤面左側に玉をヘソに誘導する仕組みがあり、約36個に1個の割合で、ヘソ上のステージに到達。ステージまで行けば、高確率でヘソに入賞する。また、ヘソ釘も一般的な機種よりも大きく開いているため、ステージに行かなかった玉もヘソに入賞しやすくなっている。

「パチンコでは、盤面中央のヘソに入賞すると図柄が回転し大当り抽選を行います。つまり、ヘソに入賞しやすい機種、言い換えれば“よく回る機種”ほど勝つ可能性が高くなる。ちなみに、一般的なミドルスペック機であれば、千円で20回も回ればかなり優秀、状態が悪ければ千円で10回前後しか回らないなんてことも珍しくありません。一方の『e東京喰種 超デカ超一撃ver.』の場合、スマートスタートのおかげでとにかくよく回る。ホールによっては、千円で30回くらい回る台を設置しているケースもあるようですね。

 パチンコを打っている時の最大のストレスは“回らないこと”なので、よく回る『e東京喰種 超デカ超一撃ver.』は比較的ストレスが少なく楽しめるといえます。図柄揃い確率が1/999.9というかなり重い仕様であっても、よく回る機種であるため、打ち手にとっても“回らない他の機種よりも勝負になる”という感覚が芽生えるわけです。こういった仕様が、人気の理由になっているのは間違いないでしょう」(パチンコライター、以下「 」内同)

■短時間で勝負

『e東京喰種 超デカ超一撃ver.』では、図柄揃いのほかに、約1/538.3で当選し、約300個の出玉を獲得できる「喰種チャージ」を搭載している。

 ラッキートリガーと呼ばれる出玉機能を搭載するパチンコ機では、内部的な大当り確率と図柄揃い確率が異なるケースが多い。内部的な大当りの一部が図柄揃いとなり、それ以外が出玉の少ないチャージとして出現するのだ。『e東京喰種 超デカ超一撃ver.』も同様の仕様である。

「チャージは、せっかく大当りを引いたのに少しの出玉しかもらえないので、打ち手にとっては残念な存在ですが、“よく回る機種”である『e東京喰種 超デカ超一撃ver.』の場合、300個の出玉を打つだけでもそれなりに回すことができるので、全然無駄ではありません。また、図柄揃いを引いて50%を突破できずに3000個の通常大当りで終わっても、3000個で持ち玉があればたくさん回せます。

 チャージや通常大当りは他の機種ではネガティブな存在ですが、それが次のチャンスにつながるという点は、『e東京喰種 超デカ超一撃ver.』のメリットになっていると思います。“がっかり要素”が図柄揃い確率の重さを補っているという部分が、打ち手にとってのモチベーションになっているともいえますね」

 ホールでは“短時間での勝負”を楽しむ機種としても、支持されているという。

「そもそも図柄揃い確率がかなり低いので、“RUSHに入るまで打つ”といった形で勝負すると、数万円が一気に溶けてしまう可能性が高い。相当なハイリスクハイリターンな機種であることは間違いないわけです。だからこそ、あまり深追いせず、“1万円だけ”“2万円だけ”といった形で予算を決めて、運試しのような感覚で打っているユーザーも多いですね。運良くRUSHに突入した際の出玉速度もかなり速いので、短時間での勝負に向いています。できる限りリスクを軽減させつつ、いかにして高い射幸性を味わうか。それこそが『e東京喰種 超デカ超一撃ver.』の楽しみ方なのかもしれません」

 ただ射幸性が高いだけではない『e東京喰種 超デカ超一撃ver.』。そのヒットは、今後のパチンコのトレンドにも大きく影響していきそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アミューズメントのアクセスランキング

  1. 1

    外出先でトイレが見つからず困ったときはパチンコホールへ!

  2. 2

    平成の大人気機種を復活させた『ぱちんこ必殺仕事人VI』 歓喜するオールドファンも嘆く失われた「確変ループ」

  3. 3

    地域の防災拠点となるパチンコホールの知られざる機能

  4. 4

    原作ファンも支持するパチンコ「eリコリス・リコイル」は次世代の“アニメ版権パチンコ機”の基準となるか

  5. 5

    YouTube番組で物議…「パチンコの遠隔操作」が“現在は存在しない”理由と業界が取り組む健全化

  1. 6

    迷惑行為に及ぶプロ集団“軍団”の排除に動き出したパチンコホールの徹底姿勢 SNSで一般客から情報収集も

  2. 7

    「スマスロ カバネリ2」は覇権を握ったのか? “自分のヒキ次第”なゲーム性と“中毒性の高い演出”の魅力

  3. 8

    スマスロ「L東京喰種」導入から1年半経ってもまだ増産 根強い人気を支える「出玉の波の荒さ」と「原作ファン」

  4. 9

    ロングランヒットの「スマスロモンキーターンV」は何が優れていたのか? 近く登場しそうな後継機への期待

  5. 10

    脳のエキスパート・篠原菊紀特任教授が提唱する「スマートPLAYスタイル」のススメとは

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関復帰10勝での「休場」に現実味…天敵・大の里に初勝利も素直に喜べない理由

  2. 2

    暫定措置は7月で終了へ…「資格確認書」「マイナ保険証」迫るタイムリミットの対処法

  3. 3

    目黒蓮不在のSnow Man、ラウールが"次期エース"へ台頭か「めめラウ」が与え合う影響

  4. 4

    北陸新幹線の延伸ルート「桂川案」に決定でも難航必至…問題解決の奇策「フリーゲージトレイン」の可能性を考えてみた

  5. 5

    阿部慎之助氏の巨人監督復帰が絶望的なワケ…親会社が断固として許さない暴力行為の重み

  1. 6

    安青錦が丸ごと吐露…相撲との出会い、日本語習得、「腹違いの兄貴」

  2. 7

    ウルトラセブンで主演の森次晃嗣さん「ずっと“モロボシ・ダン”と見られるのが嫌だった…」

  3. 8

    佐々木朗希また抹消…中6日も守れない“ひ弱な怪物”をそれでも全30球団が欲しがったワケ

  4. 9

    「24時間テレビ」放送1カ月前に日テレ局内に流れる微妙な空気…猛暑の中の星野真里マラソンに大逆風

  5. 10

    「働いて×5」では?…支持率急落の高市首相「睡眠不足」「家事多忙」SNSでアピールのトンチンカン