「ハヤブサ消防団」最終回! “薄味主演”の中村倫也は濃いキャラに囲まれても光る演技力で引く手あまた

公開日: 更新日:

 その村岡希美(53)演じる映子が出てくるだけで、《ホラー感が増す》《ヒイッと声が出ちゃうぐらいに怖い》などとネット上も大盛り上がり。一方の古川雄大(36)演じる真鍋は、《とにかく怪しい》《目が笑ってない》などと、序盤から《悪い人》認定されていた。いずれも濃いキャラだ。

「舞台、特にミュージカルで活躍していた古川さんですが、今年の4月クールでは『Dr.チョコレート』『わたしのお嫁くん』の2本を掛け持ち。『ハヤブサ』出演で、幅広い年代層に完全に顔と名前を知らしめたのではないでしょうか。『ハヤブサ』では、ふとした際の表情がとにかく妖艶でミステリアスで引きつけられました。今後ドラマでますます主要キャストで活躍するでしょう」(前出の山下真夏氏)

 消防団の面々に、映子に真鍋。そして《ラスボス!?》とネット上でもささやかれている麿赤児(80)演じる住職・江西佑空。とにかく濃いキャラだらけの「ハヤブサ消防団」だが、主演の中村が演じる太郎は気弱で目立たない薄味キャラだった。

「中村さんは顔立ちも薄めですが、それでもあの濃い面々の中でやはり《主演は中村倫也だ!》と言われるほど光っているのは、やはり彼の演技力があるからこそ。今作で《中村倫也は抜群に芝居が上手》という印象を業界内に改めて植えつけたともっぱらです。中村さんのキャスティングはますます争奪戦になりそうですね」(在京キー局関係者)

 薄味キャラでもしっかり主役。太郎はハヤブサを救えるか。最終回も盛り上がりそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2
    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

    マレーシア「ららぽーと」に地元住民がソッポ…最大の誤算は歴史遺産を甘く見たこと

  3. 3
    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

    ドジャース山本由伸いきなり「投手史上最高の465億円」は“佐々木朗希込み”の値段だったか

  4. 4
    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  5. 5
    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

    阪神・岡田監督に「契約延長説」急浮上…勇退説から二転三転も、背景に夫人のサポート

  1. 6
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  2. 7
    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

    鹿児島・山形屋は経営破綻、宮崎・シーガイアが転売…南九州を襲った2つの衝撃

  3. 8
    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで

  4. 9
    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

    「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!

  5. 10
    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今

    野茂英雄氏と借金トラブル 元1億円投手の佐野慈紀さんは今