旧ジャニーズ「エージェント契約」でグループ間格差が拡大 闇営業問題で導入した吉本興業との違い

公開日: 更新日:

「まず加藤の場合もそうですが、吉本時代に比べてギャラの相場が大幅にダウンしているはずです。さらにいくら売れっ子でも、タレントの人脈だけで仕事を取り続けるのは至難の業です。営業に長けた人間をマネジメントにつけられればいいですが、そうでない場合は仕事にあぶれることになるでしょう。当然、送迎やスケジュール管理なども自分の責任で行わなくてはならない。もし不祥事や事故などで休業を余儀なくされた場合、補償はありません」(前出・大手芸能プロ

 旧ジャニーズでは、これまで仕事でギャラが発生した場合、事務所が50%の経費を差し引いた残り50%を、事務所とタレントが折半していたと報じられている。仮に5人グループで、1回の仕事で100万円の売り上げがあった場合、一人あたりの取り分は5万円となる。

 そして今後、エージェント契約に移行した際のネックになるのが、ブッキング面だと言われている。

SixTONESやSnow Ⅿanのような売れっ子グループがエージェント契約に移行しても、まず問題ありません。問題は今売り出し中のグループ、人気が下火になったグループです。これまで、それほど人気のないタレントやグループでも、事務所のプッシュでなんとか露出できていた面がありました。しかし、それがなくなるとグループ、メンバー間の格差が生まれることになる。その点を改善しない限り、エージェント契約は歓迎されないため、一部のグループやタレントは従来通りの専属契約になるのではないでしょうか」(前出・大手芸能プロ幹部)

 旧ジャニーズのマネジメント新会社と一体、どのくらいのタレント、グループがエージェント契約を結ぶことになるのか。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る