松本人志“後継MC”の明暗…「だれかtoなかい」二宮和也は大好評、「IPPONグランプリ」バカリズムには物足りなさ

公開日: 更新日:

 確かに松本がいることで「面白いトークを展開しなければ」というゲスト側の緊張感も生まれていたが、日曜の夜にゆっくり見るのであれば、中居&二宮コンビが醸し出す緩い空気感の方が、視聴者のニーズには適しているともいえるだろう。

バカリズムが代理を務める「IPPONグランプリ」は松本不在を嘆く声

 一方、バカリズム(48)が代理でチェアマンを務めた3日放送の「IPPONグランプリ」(フジテレビ系)では、バカリズムの進行に対しての評価は高かったが、《松本人志に観てもらいたくて芸人さんは頑張っていたと思う》《バカリズムが悪いとかではなく、あまり盛り上がった気がしなかった》と、やはり松本不在を嘆く視聴者の声も上がっていた。

「『だれかtoなかい』や『水曜日のダウンタウン』など、松本さん自体にフォーカスを当てた番組ではなく、ゲストやドッキリなどの企画が前提としたものであれば、松本さんがいない方が緩く見れるというのはあるかもしれません。松本さんと仕事がしたいという制作側と、スポンサー受けを狙った局の意向で、松本さんをMCに置いていただけの番組もある印象ですが、『IPPONグランプリ』や『人志松本のすべらない話』などは、まるで公開オーディションをみているかのような緊張感と“松本さんに気に入られなければ”という後輩芸人たちのヒリヒリ感があり、それが番組としての面白さには繋がっていた部分は確かにあると思います」(同)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?