村雨辰剛さんが語る愛猫メちゃんとの日々「ともに自立して生きている 距離感が心地よい」

公開日: 更新日:

 メちゃんは、以前住んでいた家の近くで保護した猫。子猫だったけれど親兄弟とはぐれたみたいで、お腹をすかせて弱っていました。猫と暮らしたいと思いながらもペットショップで買うのは不自然だと思っていた僕にとって、この偶然の出会いは喜びでした。家に連れて帰り、「木々に新しい芽が出るように元気に育ってほしい」という願いを込めて「芽吹き」と名づけました。

 メちゃんは僕を親だと思っているのかもしれません。とても素直で、僕が「ダメ」と言ったら「ニャ」と答えてやめます。犬のような性格ですね。僕はベタベタかわいがることはしないので、友人にはよく「クールすぎる」と言われます。よその猫には構いすぎて逃げられたりもするけれど、メちゃんには逆。ツンデレの二面性はないメちゃんは、僕にデレデレだから。だけど、他の人にはしない。デレデレするのは僕にだけですよ。

(構成=鈴木美紀)

▽村雨辰剛(むらさめ・たつまさ) 1988年生まれ。スウェーデン出身。幼い頃から語学が得意で外国に興味を抱く。日本語も勉強し、上達と共に日本で暮らしたいという目標を持つ。語学講師を経て、日本伝統文化と関わって仕事がしたいと見習庭師に転身。26歳で日本国籍を取得し村雨辰剛に改名。庭師、俳優としても活躍中。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?