ジャニーズとメディアの“共犯関係”を暴く! 残存する報道資料を徹底検証

公開日: 更新日:

 いまだ被害者への補償は道半ばのジャニーズ事務所の元代表・故ジャニー喜多川氏による性加害問題。しかし、その根源には、多数のスターを抱える巨大芸能事務所とそれにひれ伏したマスコミの“共犯関係”が存在した。

 このたび、過去の報道を徹底的に検証し、その罪深き構図を解き明かした著書「メディアはなぜ沈黙したのか 報道から読み解くジャニー喜多川事件」(イースト・プレス)を上梓したライターの藤木TDC氏が解説する。

 ◇  ◇  ◇

 昨年3月、イギリスの公共放送BBCが、ジャニーズ事務所の元代表・ジャニー喜多川(故人)による未成年タレントへの恒常的な同性セクハラを告発する番組を放送した。

 それ以降、日本のマスメディアは蜂の巣をつついたように同事務所の性加害問題をとりあげ騒いだ。結果、同事務所は社内体制ばかりか社名まで変えざるを得なくなった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー