ドジャース大谷翔平を悩ます「下半身問題」…ただでさえ疲労はピーク、“後遺症”の懸念消えず

公開日: 更新日:

 ドジャース大谷翔平(31)が日本時間22日のロッキーズ戦のスタメンを外れ、当初の予定通り休養した。

 4回9安打5失点でKОされ、今季初黒星を喫した前日のロ軍戦はアクシデントに見舞われた。四回、アルシアのライナーの打球を右太もも付近に受けて、患部に張りが出たため、打者としても八回に代打を送られて交代した。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は「太ももが硬直して腫れが出てきた。膝ではなく太ももだったのは不幸中の幸い」と説明。大谷も「今の段階では大丈夫と思っていますし、しっかりケアをして通常の状態に早く戻れるように努めたい」とし、休養明けとなる23日のパドレス戦については「そのために、しっかりケアをしたい」と打者としての出場に意欲を見せた。

「投手の墓場」とされるデンバーで打ち込まれ、「申し訳ない」「情けない」と反省の弁を繰り返した大谷。今後については指揮官同様、「膝ではなかったので、最悪のシチュエーションではなかった」と安堵の表情を見せたが、楽観するのは早計だ。

 現役時代に大谷も受けたトミー・ジョン手術を経験している評論家の橋本清氏は日刊ゲンダイの取材にこう話している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  5. 5

    さらなる地獄だったあの日々、痛みを訴えた脇の下のビー玉サイズのシコリをギュッと握りつぶされて…

  1. 6

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 7

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  3. 8

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表の「質問主意書」がヤバすぎる! トンデモ陰謀論どっぷり7項目に政府も困惑?

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  1. 6

    フジテレビ「不適切会合」出席の福山雅治が連発した下ネタとそのルーツ…引退した中居正広氏とは“同根”

  2. 7

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  3. 8

    清原果耶は“格上げ女優”の本領発揮ならず…「初恋DOGs」で浮き彫りになったミスキャスト

  4. 9

    選管議論で総裁選前倒しでも「石破おろし」ならず? 自民党内に漂い始めた“厭戦ムード”の謎解き

  5. 10

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます