ラウール、22歳の色気が破壊級!「愛の、がっこう」は“代表作”になると断言してもいい

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コクハク

盛り上がる「愛の、がっこう」

【燃えよ!イケメンファイル】

 夏ドラマも中盤にさしかかりました。そのなかでも回を重ねるごとに盛り上がっているのが、木曜劇場「愛の、がっこう」(フジテレビ系)です。

 お堅い家庭で育った真面目な高校教師・小川愛実(木村文乃)と、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(Snow Man・ラウール)、育ちも環境も正反対の二人が出会い、惹かれ合っていく禁断のラブストーリーです。

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 脚本の井上由美子で禁断愛といえば、2014年の「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」(フジテレビ系)が思い出されます。ごく平凡な主婦が夫以外の男性と禁断の関係に堕ちていくさまがリアルに描かれ、「昼顔妻」という流行語も生まれたほど、社会現象となったドラマです。

 ただの不倫ドラマでは登場人物たちがなぜ不倫になく、主婦を演じたのは上戸彩、そしてお相手の高校の生物教師を演じるのが斎藤工。あの唇がなんともエロかったものです。

ラウールの色気が破壊級!

 そして、今回の「愛の、がっこう」です。「昼顔」とは違い、女性が教師という設定です。“聖職”という言葉もあるように、一般に教師は真面目、とされているわけで、そんなお堅い教師が道を外していくことでドキドキ感も増すというものです。

 とはいえ、女が35歳で男が23歳ではあまりにも現実味がなく、恋愛が成立するのだろうか、と少し疑っていました。



 それが、初回を見てびっくり。歌舞伎町から現役のホストをスカウトしてきたのかと思うくらい、ラウールのホスト役がハマっていて。22歳でこの色気は破壊級です。溢れる色気に圧倒されてしまいました。

 思えば、最近、妊娠が発覚した真木よう子とお相手は16歳年下、新山千春&一般男性は14歳年下、染谷翔太&菊地凛子は11歳年下…と、いまや珍しいことではないのかもしれません。

朝ドラよりいきいきしてるハイスぺ男子

 話を「愛の、がっこう」に戻しましょう。

 カヲルは、父親の顔も知らず母親からの愛情を受けずに育ち、義務教育もまともに受けておらず、漢字の読み書きが苦手。「鷹森大雅」という自分の名前も書けない。それを知った愛実は、カヲルに漢字を教え、徐々にふたりの距離が近づいていく――というものでした。



 ちなみに、愛実には親同士が決めた婚約者がいる。エリート銀行員のハイスペック男子。演じるのは中島歩。朝ドラ「あんぱん」では、ヒロインのぶの最初の夫でどこまでもいいひとでしたが、今回はなかなかのクセツヨです。

 自分のことは棚に上げ、愛実が浮気しているのかと疑い、ストーカーまがいの行為まで。いずれ壊れるんじゃないかという狂気を感じます。そんな役柄を楽しんで演じているようで、「あんぱん」の時よりもいきいきして見えます。

荒井啓志、別府由来…ネクスト・ブレイク・イケメンもずらり

 カオルが働くホストクラブ「THE JOKER」のナンバー1ホスト・神門つばさ役の荒井啓志も注目です。2022年、明治学院大学在学中に日本一の男子大学生を決めるコンテスト「CAMPUS BOY 2022」でグランプリを獲得し、芸能界入りした逸材です。



 これから期待のイケメンといったとことでしょうか。つばさの舎弟・ヒロトを演じる別府由来とともに覚えておきたいネクスト・ブレイク・イケメンです。

味方良介はまさかのBL展開!

 もうひとり。愛実の学校の副担任佐倉を演じる味方良介も気になる存在です。最初は愛実に好意をもっているのかと思っていましたら、のちに「女性には興味がない」発言を。で、カヲルの舎弟で寮のルームメイトの竹千代(坂口涼太郎)に恋したかも!? な場面も。



 まさかのBL展開で、こちらも目が離せなくなりそうです。味方は、「謎解きレトリック」での好演も記憶に新しいところです。

指名料なしでラウールの色気を堪能

 とはいえ、やっぱり、本命はラウールです。ラウールの憂いをおびた表情、匂い立つ色香、これを堪能しない手はありません。指名料を払わなくても、ラウールを独占できるなんて、こんなにありがたいことはありません。「愛の、がっこう」、間違いなく、ラウールの代表作になることでしょう。

(ボルドー太田/イケメンソムリエ)

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