愛知県豊明市の条例「スマホ1日2時間まで」が大炎上…市の担当者が語った真意

公開日: 更新日:

「スマホ条例」がネットで大炎上している。

 愛知県豊明市は21日、市民が仕事や勉強以外の余暇時間に、スマホやタブレット端末を使うのは1日2時間以内を目安とした条例を、市議会9月定例会に提出すると明らかにした。小学生以下のスマホ使用は午後9時まで、中学生以上~18歳未満は午後10時までを目安とする内容も盛り込む。

「スマホ依存」が社会問題となる中、小浮正典市長が「(市民の)健康を守ることがこの条例案の一番の目的」と話すのもわかる。しかし、条例まで制定することに違和感を抱く人も多い様子。ネット上では<時代と逆行している><余計なお世話だ>といった声が飛び交い、激しい批判にさらされているのだ。

 この条例はどんな背景があって進められたのか。豊明市教育部の担当者に聞いてみた。

「社会のデジタル化は日々進んでいますし、スマホが悪いものだと言いたいのではありません。ただ、過度な使用が生活リズムの乱れや健康面への悪影響をもたらしているため、適切な使い方を考えて欲しいという狙いがあります」

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表の「質問主意書」がヤバすぎる! トンデモ陰謀論どっぷり7項目に政府も困惑?

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  1. 6

    フジテレビ「不適切会合」出席の福山雅治が連発した下ネタとそのルーツ…引退した中居正広氏とは“同根”

  2. 7

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  3. 8

    清原果耶は“格上げ女優”の本領発揮ならず…「初恋DOGs」で浮き彫りになったミスキャスト

  4. 9

    選管議論で総裁選前倒しでも「石破おろし」ならず? 自民党内に漂い始めた“厭戦ムード”の謎解き

  5. 10

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます