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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

大病した小倉智昭はやる気満々 いっそのこと、ジジババ専門局やチャンネルを作ったら?

公開日: 更新日:

「5時に夢中!」(TOKYO MX)にゲスト出演した小倉、昨年12月に左の腎臓全摘手術をしたとは思えないほど舌好調だった。

 前回、同番組に登場したのは2年半前。その際「小倉に向いている」と周りに言われたとかで番組MCの座を狙いそうな勢い。

「(ギャラが)安くても来るよ」とアピールした姿は先輩の大橋巨泉と重なった。巨泉もセミリタイアなどと言いつつ、なにかといえば「出てやるよ」と恩着せがましく出演するので、視聴者は苦笑しながら見ていたものだ。

 いわく「体のこと、病気のことがあるからこういうことをやりたいと言うのはあからさまにはできないけど、こういう番組を同世代に向けてやりたい!」と。

「ただ、同世代が『昔はこうだったよね』とか『戦争中はこうだった』とか『60過ぎるとアパート借りられねえよな』とかそういうのじゃなくてさ。年寄りが徒党を組んで若いヤツに文句を言うとか、世代間ギャップを年寄りの発想でぶつかっていくとかやったら面白いと思う」と小倉。入院中、息子や娘に怒鳴られたり、文句を言われている同世代のジジババを見てせつなくなったそうで、そういう人たちに寄り添う番組をやりたいと熱く語った。

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