「キッスは目にして!」元ザ・ヴィーナスのコニーさんは45周年 10キロ増えた体重を落とそうと奮闘中

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元ザ・ヴィーナスのコニーさん(歌手・65歳)

 1980年代はポップスだけでなく、演歌やコミックソングなど多彩な歌がヒット。5人組「ザ・ヴィーナス」が歌った「キッスは目にして!」も、ベートーベンの「エリーゼのために」を斬新にアレンジした曲だった。♪罠 罠 罠に落ちそう~と歌っていたボーカルのコニーさん、今、どうしているのか。

 ◇  ◇  ◇

 コニーさんに会ったのは、杉並区内のカラオケ店。そばに事務所があるという。

「『ザ・ヴィーナス』が83年にフェードアウト的に解散してからも、ずっとソロで歌ってきました。ツアーで全国を回り、多いときは年130本。私の『キッスは目にして!』を聴き、自分も歌うようになったという若いライブ歌手が全国にいるんですよ。ところが、コロナで3年間歌えず、声はガラガラに。このカラオケ店で、発声練習をしたこともあります」

 コニーさん、まずはこう言った。

「コロナの打撃は大きかった。とにかく感染しないように、と仕事で何度も訪れていた沖縄・うるま市にアパートを借り、ダンナと一緒にプチ移住していました。音楽を聴いたり、お散歩をしたり、海をボーッと見たり……。もう、歌手として必要とされていないんじゃないか、とまで考え、まるで引退したかのような気分になりました」

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