志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

公開日: 更新日:

 それから11年後の2008年12月のクリスマスイブに、飯島さんが“孤独死“で発見されたことに志村さんは相当のショックを受けたという。

「結婚を意識した女性には生活に困らないように金銭的に支えていただけでなく、深い関係になったクラブホステスには売り上げに協力、別れてからも生活に困らないように店に通って売り上げに協力してました。だから、女性から感謝されても恨まれることはありませんでした。志村さんが亡くなった後、遺産額が10億円ほどと報じられました。あれだけのスターにしては金額がひとケタ少ないように思われましたが、それだけいろんな人にお金を使ってということでしょう」(前出・番組制作プロデューサー)

 志村さんに「コロナを感染させた」などと事実無根の投稿をネット上に流され、名誉を傷つけられたとして、大阪・北新地の高級クラブのママが複数の投稿者に損害賠償を求めていた裁判で大阪地裁は2月22日に投稿者2人にそれぞれ、12万円の賠償を命じた。

「志村さん自身、そのママとも投稿者とも面識はない。デマ投稿に裁判所が賠償命令を出したことで、志村さんは安らかに眠ることができるのではないでしょうか」(芸能ライター)

 出身地の西武線・東村山駅前にある志村さんの銅像を訪れるファンは今も後を絶たない。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン