(60)シニア層の起業が過去最多に コストをかけずにハッピー
「自宅にいても奥さんに嫌がられる」「継続雇用義務化でも月収は6割に激減、窓際族で出社したくない」と、定年後、プラプラとしている方が、私の周りにもたくさんいます。働きたいけど、多少のプライドもあるし、立ち仕事は疲れるし……と仕事を探してもマッチングがうまくいかないようです。
だからなのか、シニアで起業する人が増加しているのです。
2025年の起業者平均年齢は48.9歳で、00年以降で最高年齢です。40代が最も多く、50代でも早期退職制度を利用するなど7年連続で上昇しています。なんと、60代、70代、80代以上は00年以降最高で、60歳以上の割合は全体の20.5%を占め、初めて20%台になりました。
そういえば、私が06年に「人生後半からの『好きな仕事』の見つけ方」(PHP研究所)を発売した時のヒアリングでは、「退職金を開業資金に使ってしまった」「立地のいい場所にオフィスを構えたので賃貸料がかなりかかった」など、退職金をほぼ全額投資して、見えっ張りが多かった気がします。どうみても失敗するだろうというケースが多くみられました。
















