「小児科ドクターのあんしん保育園」藤山素心著
「小児科ドクターのあんしん保育園」藤山素心著
保育士歴12年の遥夏が働く「あんしん保育園」は、これまで働いてきた保育園とは何から何まで違い戸惑うことばかり。例えば早番で園児の受け入れ当番をしていると、ほかの園では検温で37.5度以上あると大騒ぎだが、この園では誰も慌てない。小児科医でもある園長の千葉が、その場で診察して受け入れを決めるからだ。園の一画は正規の小児科クリニックでもあり、その処置室は病児保育室でもある。さらに、あらゆる場面でデジタル化が進み、保育士の負担は少ない。お昼寝の時間、抱っこして寝かしつけていた梁太が突然、嘔吐。遥夏は12年前のある出来事を思い出し、パニックに陥りそうになる。
現役小児科医が「あったらいいな」の保育園を舞台に医療と育児のヒント満載に描く子育て小説。 (朝日新聞出版 858円)


















