吉岡里帆“ど根性女優”の原点「欲しいものは自分の力で…」所属事務所休業で移籍も仕事絶好調

公開日: 更新日:

 ドラマ映画、CMと引く手あまたの吉岡だが、それらは自らの手でつかみとっていった努力とガッツの持ち主らしい。撮影所で有名な京都の太秦で育ち、演技に開眼。自主映画や小劇場に臨み、東京の養成所と京都を行き来しながらオーディションを受け、女優を目指した。「エー・チーム」はその養成所と連結していて、通って2年が経った頃、「このままでは、埋もれてしまって抜け出せない」と自らを売り込んだのが入所のきっかけ。

「ここの看板女優になる」「めちゃくちゃ働くから、仕事をください」などと社長に直談判したそうだ。スポーツ報知の取材に、当時自らをこう語っている。

「私は欲しいものは自分の力で手に入れたい。ハングリー精神強めで、どちらかというと団塊世代に近いなと思う」

 タレント、女優として「逸材」と呼ばれているのも、想像に難くないか。そんな売れっ子が所属していたのに、マネジメント業務停止とは、どういうことだったのか。

「『エー・チーム』はアパレル会社勤務を経て石田純一のマネジャーをしていた小笠原明男氏が96年に設立したもの。制作や持ち前の営業力で映画監督の滝田洋二郎氏らをマネジメントし、伊藤英明やタレントDAIGOを売れっ子に育てたことで知られます。しかし、2018年にその創業者小笠原さんが亡くなって以降、営業力に陰りが出て、いろんな意味で、うまく回らなくなっていったようです」と、前出の芸能プロデューサー。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 4

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 5

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  1. 6

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  2. 7

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

  3. 8

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  4. 9

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明

  5. 10

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  3. 3

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  4. 4

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

  5. 5

    【独自】江角マキコが名門校との"ドロ沼訴訟"に勝訴していた!「『江角は悪』の印象操作を感じた」と本人激白

  1. 6

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  2. 7

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 8

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 9

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  5. 10

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール