著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

木村拓哉ドラマの成否は後輩たちの士気にも影響する…今期はテレ朝「Believe」で主演

公開日: 更新日:

 春ドラマが幕を開けた。先陣を切って8日にスタートした広瀬アリス主演の“月9”「366日」の初回視聴率は7.2%。2桁には届かず、不安の残るスタートになった。ドラマの推移を見るポイントは2話にある。初回よりも落ちれば「つまらない」と見放した視聴者が離れていく。増えれば「面白い」と口コミも広がり伸びる可能性もあるが、2桁が当たり前だった月9のラブストーリー路線は見直す時期だろう。

 最近は見逃し配信もあり、単純にリアルタイムの数字を取り上げてもあまり意味がないとの指摘もあるが、当日の視聴率に一喜一憂するのが変わらない地上波の光景。「視聴率はよくないが、内容は秀逸」と評価されることもあるが、内容よりも視聴率優先が現実。民放は常に視聴率という結果を求められる。視聴率をとればCMのクライアントにも結びつく。

 月9と並び今期の恋愛ドラマ・生見愛瑠主演の「くるり──」は初回5.8%とさらに厳しい状況。1月期の永野芽郁山田裕貴の「君が心をくれたから」ファンタジー調の恋愛ドラマもイマイチの結果に終わったように、かつて王道だった恋愛ドラマは敬遠される傾向にある。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    中山美穂さん急死、自宅浴槽内に座り前のめり状態で…大好きだった“にぎやかな酒”、ヒートショックの可能性も

  3. 3

    悠仁さま筑波大進学で起こる“ロイヤルフィーバー”…自宅から1時間半も皇族初「東大卒」断念の納得感

  4. 4

    辻仁成は「寝耳に水」 中山美穂離婚報道の“舞台裏”

  5. 5

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  1. 6

    中山美穂さん急逝「加齢の悩み」吐露する飾らなさで好感度アップ…“妹的存在”芸人もSNSに悲痛投稿

  2. 7

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 8

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  4. 9

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  5. 10

    紅白出演をソデにした旧ジャニーズ痛恨の“判断ミス”…NHKに出たい若手タレントが大量退所危機