著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

木村拓哉ドラマの成否は後輩たちの士気にも影響する…今期はテレ朝「Believe」で主演

公開日: 更新日:

 公開中の映画「四月になれば彼女は」も長澤まさみ佐藤健の共演で話題を集めたが、蓋を開ければ興行成績は伸び悩んでいる。今の王道は恋愛ではなく社会派やサスペンスで「ハラハラドキドキ」するドラマ。1月期のTBS系日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」も家族と楽団を巡るトラブルに「この先どうなるの」と見る人の心を掴んだ。

 同枠の4月期は長谷川博己主演の「アンチヒーロー」。無罪を獲得する弁護士の活躍を描く社会派ドラマ。14日の初回は11.5%と2桁発進。前評判通りの数字を挙げた。そして、「アンチ」と並び今期ドラマの覇権を競うと予想されているのが、木村拓哉主演の「Believe」。今回も木村ドラマは大トリをとるように25日から放送開始。

 テレビ朝日開局65周年記念作品とあり力が入っている。恒例の番宣も、手が込んでいる。放送が決まってももったいぶるように、中身は詳しく明かさず、放送2週間前になって「設計者として橋の建設に奮闘する主人公を描いたオリジナルドラマ」と告知。眼鏡をかけた木村の顔と刑務所に収監されたような姿が映し出されるだけ。ようやく発表された共演者も木村以外の8人は全員後ろ姿。斬新というべきか、意地悪と取るかはあるが、「後ろ姿の俳優の名前」がネットを騒がせている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー