松岡茉優「ギークス」に《雑な印象》など厳しい意見…このままじゃ「イップス」の二の舞に

公開日: 更新日:

 初回放送後のネット上では、《3人の女子のキャラが立っていて、会話も面白いし、ゆるっと見る分には楽しいかも》という好意的な声がある一方、《3人がそれほどスペシャリスト感はないし、全体的に雑な印象》《テレビ局が30代女子をターゲットにしたいのはわかるけど、同時に刑事ものであわよくば視聴率を狙うという下心が透けて見える》などなど、厳しい意見の方が目立つ。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「ベタな刑事・警察ものが好きな中高年層はあえて排除しているのはわかりますが、では、誰に見てほしいのかが正直見えてこなかった」と、こう続ける。

「捜査官をメインにしない警察ものは別に目新しいものでもなく、タイプは違いますが、2022年の日本テレビ『初恋の悪魔』や、テレビ東京『警視庁考察一課』を思い出しました。どちらも初回で世界観というか、やりたいことが見えていたのに対し、『ギークス』はそれがわかりにくかった。3人のキャラ設定も、“井戸端会議で事件を解決”もいいのですが、それをやるなら、殺害の動機、殺し方、解決の仕方はもっと説得力あるものにしてほしかったですね」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった