TOBE人材難とNumber_i全米成功に疑問符…なぜジャニー喜多川氏の性加害が足かせなのか

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 さらに、TOBEにとって足かせと見られているのが、旧ジャニーズ事務所創業者の故・ジャニー喜多川氏の性加害問題への対処だという。

「TOBEに未成年グループが誕生していますが、社長の滝沢氏はジャニーズアイランド社長時代、未成年を含むjr.を統括する立場にあったにもかかわらず、ジャニー氏の性加害問題に沈黙を貫いています。未成年に芸能活動をさせる上で、ジャニー氏から寵愛を受け、芸能活動を引退しジャニーズ事務所の副社長に上り詰めた滝沢氏には、少なくても性加害問題について説明する責任があるはずです。未成年の同性への性加害は、特に世界的に厳しく対処されている。そのあたりをおざなりにして海外展開をするのは無理があるのではないか」(芸能ライター)

 滝沢氏の心中はいかに。

(本多圭/芸能ジャーナリスト)

  ◇  ◇  ◇

 宇多田ヒカルでさえ失敗した海外進出の難しさについて、●関連記事【もっと読む】Number_i 米国チャートで1位獲得も…宇多田ヒカルも挫折した海外本格進出の高すぎるハードル…に詳しい。

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