幽霊登場前にCMまたぎ…《作り話感スゴすぎ》25周年放送の「ほん怖」が怖くなさすぎる問題

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「『ほん怖』のスタート時は王道の心霊話がメインで、1997年まで夏の風物詩として放送された心霊番組『あなたの知らない世界』(日本テレビ系)を引き継ぐほどのクオリティがありました。スタジオで心霊写真を取り上げたり、霊能者の解説があったりして怪談ファンに支持されていましたね。しかし、近年は心霊写真も合成が可能になったり、人の生死や"呪い"といった根拠のない恐怖感を煽る番組がコンプライアンスにひっかかる時代になっています。そのためか、SNSで《まさかホラーでCM跨ぎさせるとは・・・。》と指摘されるように霊が登場するシーンの直前に毎回のようにCMを挟んで怖さを和らげています。年々リアリティにかけるドラマになっている印象で、"ほんとうにあった怖い話"とはかけ離れている。この手の番組の限界を感じさせます」(番組制作会社関係者)

 また、2022年ごろまでは同番組に不定期出演していた宗教家・霊能力者の下ヨシ子氏もスタジオから姿を消している。下氏と同氏が管長をつとめる宗教法人が「霊感商法」で賠償命令が下されていることも影響しているだろう。

  ◇  ◇  ◇

「ほん怖」のオムニバスドラマには芸人も多数登場するが、いつから作り話路線に? ●関連記事【もっと読む】は必読だ。

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