歌手・女優の畑中葉子さん「生まれ故郷 八丈島の流人まつりを復活させたい」

公開日: 更新日:

 昨年「八丈島からの手紙」をリリースし、今年5月にはライブをやりました。私はフリーなので総勢40人を1人で動かすのは大変でしたが、みなさんのご協力を得てどうにか乗り切ることができました。この曲を出してライブをやったことを着地点とせず、これを次につなげていかなければいけないと思っています。

 八丈島は戦国武将の宇喜多秀家が島流しにされたところです。子供の頃は流人まつりが毎年行われ、有名人のゲストが仮装したり、島の目抜き通りをトラックの荷台に乗って練り歩いていました。力士の高見山さんは毎年いらしてましたし、他にもプロレスラーや芸能人の方もいらしてました。私も平尾先生と一緒に黄八丈の着物を着て78年に参加しています。

 今はコスプレがはやっているし、歴女もいる。昨年の名探偵コナンの映画「黒鉄の魚影」は八丈島が舞台でしたので、聖地巡礼ということで今でもたくさんのファンが訪れています。

 そんな八丈島に伝統的な流人まつりを復活させることができないか。どこでもできるお祭りでは意味がありません。八丈島だからできる、流人まつりを生きているうちに復活させたいのです。多くの方々にご協力いただけたらと思っています。

(聞き手=峯田淳/日刊ゲンダイ

■最新シングル「八丈島からの手紙」(カップリング「夜雲影」)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも