歌手・山川豊が明かす、肺がんは「ステージ４」…抗がん剤治療を続け激しい副作用も

今年1月に肺が発症を発表した山川豊（Ｃ）日刊ゲンダイ

　今年1月、肺がんの発症を公表した演歌歌手の山川豊（65）が、ステージ4で今後の手術は難しい状態であることが日刊ゲンダイの取材で明らかになった。

　山川は昨年11月に定期検査をした際にがんの疑いがあると分かり、12月の精密検査で肺がんと診断された。今年1月10日に休業を発表し、入院後に抗がん剤治療を開始した。

　山川は「悩んだけど、こういうことは嘘を言ってもしょうがない。言ったからといって恥ずかしい話でもない。ステージ4のがんと言えば、がんの人も別の病気で闘っている人も諦めてはいけないと励みになるのではないか。そう考えて公表することにしました」と明かす。

　山川のがんが明らかになった最大のポイントは、2年前から近所のクリニックで受けていた腫瘍マーカーの血液検査。昨年、数値が異常に高くなっていることが判明し、別の病院でCTを撮ったところ肺がんであることが分かったという。

　2月上旬に退院。抗がん剤は今も飲み続けており、病院にも月に2回通っているが、4月4日には医師の了解を得て、ラジオの公開収録で仕事復帰。10月2日に新曲「兄貴」を発売し、年内に10公演を予定している。抗がん剤治療の激しい副作用などの壮絶闘病の様子は、10月1日発売の日刊ゲンダイで山川が詳しく語っている。

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