根尾昂や石川昂弥をトレードで放出しない“中日ならでは”の理由

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 12日にDeNAの正捕手・山本祐大(27)が1対2のトレードでソフトバンクに移籍したことが大きな話題をさらった。

 シーズン中の主力選手のトレードは非常に稀だ。成立したとしても、当該選手が何かしらのトラブルを抱えるなど、「いわくつき」のケースも多いが、山本に関してはソフトバンク側の強い要望があって実現したという。

 2022年に現役ドラフトがスタートしたことが追い風となり、各球団では選手の「飼い殺し」は減っている。ソフトバンクが山本とのトレードで20年ドラフト1位の井上朋也(23)を交換要員としたように、ドラフト1位で獲得した選手であろうと放出するケースは増えていくだろう。

 そんな中、トレード候補として名前が聞こえてくるのが中日石川昂弥(24)である。東邦(愛知)から19年ドラフトでソフトバンク、オリックスとの3球団競合の末に1位で入団。高卒7年目を迎える大砲候補だ。

 プロ4年目の23年に121試合に出場し、初の規定打席に到達。打率.242、13本塁打、45打点をマークし、ブレイクの兆しを見せたものの、その後は尻すぼみ。昨季は井上監督が開幕から「4番・三塁」で起用したが、不振で4月中旬に二軍落ち。22試合出場で打率.139、1本塁打、5打点と精彩を欠いた。今季も開幕一軍入りを果たしながら、4月1日に二軍落ち。二軍で打率.286、2本塁打、12打点と一定の成績を残し、13日に一軍復帰を果たすと、この日のDeNA戦で早速、「7番・一塁」でスタメン出場し、今季初安打を放った。

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