著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

今年の紅白歌合戦も出場ナシ…NHK×旧ジャニーズの今後は「出演交渉の主導権」をどちらが握るかだ

公開日: 更新日:

 紅白出場歌手に対するメディアからのツッコミは今や慣例。今年も「知らない歌手が選ばれた」「目玉がいない」などのお馴染みの指摘が並び、「視聴率低下は必定」「紅白はすでにオワコン」と結論づける報道が目に付いた。

 唯一、例年と違ったのはスタートエンターテイメント社(旧ジャニーズ)所属のタレントの問題。

 ジャニー喜多川氏の性加害問題で昨年9月からNHKは全番組で「起用しない」方針を打ち出していたが、今年10月に解除。さっそく出演交渉に臨むも、スタート社は出演を辞退。今年もゼロになった。出はなをくじかれたNHKの稲葉延雄会長は「結果的に応じていただけなかったのは残念だなと思っている」と語った。

 要因に挙げられているのが10月20日に放送されたNHKスペシャル「ジャニー喜多川“アイドル帝国の実像”」だ。ジャニーズ創設者のジャニー氏と姉のメリー喜多川氏が帝国を築いた軌跡を、関係者が実名で証言。

「知らない話もあり興味深かった」と業界でも大きな話題を集めた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到