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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

「ふてほど」河合優実も大ブレーク “2番手俳優”こそ最強の時代になってきた

公開日: 更新日:

 映画ドラマでも2番手の俳優こそ最強の時代になってきた。2番手とは単に脇役を務めるのではなく、野球のようにホームランも打てればヒットも打つ。隙あれば盗塁もする。そんなオールマイティーの俳優。演技力の高い脇役俳優はいるが、「役がハマらないと弱い」といわれる人が少なくない。阿部はシリアスからコミカルまでジャンルを問わず幅広い役をこなす高い演技力でファンも多い。

「阿部が出演者に入るだけで、見る人は面白そうと期待感を持ち観客動員につながる」(映画関係者)

 阿部に続き、濱田岳も2番手俳優として欠かせない。最近、2番手で頭角を現してきたのが斎藤工

 今年も永野芽郁の「君が心をくれたから」であの世から来た案内人。木村拓哉の「Believe」では風変わりな弁護士。放送中の「海に眠るダイヤモンド」では神木隆之介の兄役。謎めいたワイルドな男でドラマのキーパーソンになっている。「昼顔」で注目されて10年。主役より脇役に活路を求め、さまざまな役で存在感を放つまでになった。

 来年は誰が2番手俳優として名乗りを上げるのか。

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