香取慎吾主演ドラマの評価がジワリ上昇中…フジ「日本一の最低男」とTBS「御上先生」の意外な共通点

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 初回放送後、ネット上では《全然“最低”じゃないじゃん!》《設定に無理がありすぎるし、先も読めちゃうから離脱》などとネガティブなコメントが目立ったが、回が進むにつれて《社会問題を重くなく取り入れつつ、さりげなく考えさせる》《今期一番泣けるドラマかも》などと評価するレビューも増えてきている。

 特に13日放送の第6話は《神回! 初回で脱落した人は絶対損してる》、20日の第7話放送直後も《またしても泣かされてしまった!》なんて声が。レビューサービスFilmarksでの評価もジワジワ上がり、5点満点で3.4(26日現在)だが、最近は4点台、さらに5点満点を付けるレビュアーも目立ってきている。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏も「第6話、第7話はグッと来ちゃいました」と、こう続ける。

「確かに序盤は主人公のキャラ設定のブレ方が気になったし、ツッコミながら見ていました。でも、第6話で一平の姪っ子・ひまりの実父を演じた奥野瑛太さんの演技が凄すぎて、細かいことが気にならなくなりましたね。そして第7話で柄本明さんが一平の父親役で登場し、歌まで披露。完全に“ギアチェンジ”した。“泣かせのツボ”を押されてドラマの評価を上げたのは僕だけではないはず。《一平が立候補して演説中にかつてパワハラした部下に刺されるんじゃないか》とか、終盤の展開も勝手に想像してしまったりもしますが、今期で“泣ける”ドラマは他にないので、素直に応援したいと思います」

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