波瑠「アイシー」いまだ《ストロベリーナイト風》とブーイング…リメーク厳禁、“風味”すらNGの過去の名作ドラマも

公開日: 更新日:

《ストロベリーナイトっぽい》なんてブーイングが、いまだに聞こえてくる。波瑠(33=写真)主演のフジテレビ火9ドラマ「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」。ご存じの通り、「ストロベリーナイト」は2012年にフジで放送された、故・竹内結子さん(享年40)主演の人気連ドラだ。

 ドラマウォッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は「『アイシー』は初回放送中から《ストロベリーナイト風》という感想が目立ちました。ヒリヒリするドラマの雰囲気や、波瑠さん演じる刑事のぶっきらぼうで強めの言葉遣い。部下である男性刑事を引き連れて、髪をなびかせてさっそうと歩く……『ストロベリーナイト』と比較したくなる気持ちは分かります」と話す。

「ストロベリーナイト」は13年に映画版も公開されており、今も熱烈なファンが多い。19年には「ストロベリーナイト・サーガ」として、二階堂ふみ(30)と亀梨和也(39)のダブル主演でリメークされたが、当時も《これじゃない感》《リメークには早すぎる》なんて声も上がっていた。

「演技派の二階堂さんでさえ《イメージが違う》《姫川玲子は竹内さん以外考えられない》と厳しめの声が飛んでしまった。最初に演じた人の印象があまりに強く、かつ視聴者から愛されたドラマのリメークは難しいんですよ。ましてや『アイシー』は《ストロベリーナイト風》なわけですから、人気が伸び悩んでいるのは仕方がないことかも」(在京キー局関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」