【宝島】サブカル雑誌の表紙を飾る2人の沢田研二の大きな「変化」
雑誌『宝島』。いわゆる「サブカル雑誌」の代表的存在。画像に写っているのは沢田研二が表紙となった『宝島』2冊。右は81年5月号。左は84年6月号。
同じ雑誌、同じ被写体で、これほどまでに変化するかね。81年版はいかにもニューウェーブ。開いている口元すらニューウェーブ。対して84年版はもう自然体だ。ニューウェーブやニュー・ロマンティックやらをすべてふっきったような自然体。
でも、沢田研二だけじゃなく、サブカル界全体の変化が大きい時代だったのだろう。81年版表紙に載る人名=「ロッド・スチュワート」「シャネルズ」。84年版には「浅田彰」「橋本治」「景山民夫」「横尾忠則」……。
それにしても84年版の特集「ロンドンと大阪」というのが、いかにも沢田研二っぽくていいではないか。ちなみにこの84年版は、連載で引用する機会がなかった。代わってここに一部掲載しておく。
──「エイプリルフールの日、ちょうどツアー中でね。ホテルで僕と吉田健(註:表記ママ)(ベース)が他のメンバー呼び出してね。その間にそいつの部屋をキーボードの奴と全部入れ替えちゃったり。深夜の2時にカズ(柴山和彦・ギター)を「朝だ起きろ 出発するぞ」ってたたき起してね。僕らもマネジャーも交通公社の人も全員で、カズをだました。最高でしょう(笑)」
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