著者のコラム一覧
牧村康正ジャーナリスト

1953年、東京都生まれ。立教大学卒業後、竹書房に入社し、漫画誌、実話誌、書籍編集などを担当。立川談志の初の落語映像作品を制作。実話誌編集者として山口組などの裏社会を20年にわたり取材。同社代表取締役社長を経て、現在フリージャーナリストとして活動。著書に「ごじゃの一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ」「『仮面』に魅せられた男たち」(ともに講談社)などがある。

田中好子「その日までさようなら」(1)キャンディーズ突然の引退宣言を事前に知らされていた者は一人もいなかった

公開日: 更新日:
73年にデビューし77年に引退した(C)共同通信社

 ことさら世代間の分断が叫ばれる現代では想像しづらいことだが、一九七〇年代の日本には祖父母の代から孫の代までを一手に引き受けるアイドル三人組が存在した。それが七三年に結成されたキャンディーズである。

 二六(大正十五・昭和元)年生まれの作家・山口瞳は「私は、スーちゃんを妻に… 

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