石破首相は“ミキ推し”を公言…超人気アイドルグループ「キャンディーズ」の魅力を振り返る

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 いよいよ明日27日は衆院選の投開票。「自公過半数割れ」の情勢調査もあり、獲得議席数によっては「石破おろし」が吹き荒れる可能性も指摘されているが、石破茂首相の就任によって再注目されたのが、キャンディーズの魅力だ。1973年9月に『あなたに夢中』でデビューした伊藤蘭(69)、田中好子(享年55)、藤村美樹(68)の3人組は4年半の活動でレコード売り上げ約40億円の超人気アイドルグループだった。当時、学生だった石破氏はキャンディーズの大ファンで、中でも“ミキ推し”だった。2017年、自民党のトーク番組「Cafesta」でこう語っている。

《好きだから好きなんだとしか言いようがないけど、一番音楽性が高かったし、「1歩離れて」みたいな感じがあって、控えめだけど芯が強いねっていう、それが藤村美樹様であったような気が、私はするんですけどね》

 ベテラン芸能記者が解説する。

「キャンディーズは当初、田中好子さんがセンターでしたが、『年下の男の子』で伊藤蘭さんに代わって初めてオリコンのトップテン入りを果たし、人気が上がって行きました。藤村さんは3人の中で、1番目立たない存在だったと言っていい。でも、歌唱力が高かったですし、グループの中で最初に作詞や作曲をしたのも藤村さんです。当時のアイドルは、なかなか楽曲制作まで手が伸びなかったですから画期的なことでした」

■ラストから2枚目のシングル『わな』で初センターを務めた藤村

 キャンディーズは1977年7月、日比谷野外音楽堂でのコンサート中に「普通の女の子に戻りたい」と突然解散を発表。ラストから2枚目のシングルとなった『わな』で、藤村は初めてセンターを務めた。

「この曲は、当時のグループ最高タイのオリコン3位を獲得しました。最終的にはラスト曲の『微笑み返し』が1位に輝き、キャンディーズのシングル売上枚数でもトップになりましたが、『わな』は2番目のヒット曲です。ずっと陰で2人を支えてきたイメージのある藤村さんがセンターになり、ファンが応援したいと強く感じたのでは」(前出のベテラン芸能記者。以下同)

 現代のAKB48乃木坂46でも、苦節数年で念願のセンターを獲得するメンバーはいる。だが、藤村美樹の場合は「なにがなんでも真ん中に立ちたい」という意思は感じられなかったという。

「ランちゃんとスーちゃんの願いがあって実現した配置でしたからね。ファンはそこに3人の友情を感じ、人気がさらに拡大したように思います。キャンディーズもファンも。ミキちゃんセンターの『わな』はなんとしてもヒットさせたいという気持ちがあったし、それが売り上げにつながったと思います」

 78年4月4日、後楽園球場でのコンサートを最後にキャンディーズは解散した。しかし、80年に田中、伊藤が復帰。83年2月には藤村も歌手としてソロデビューを果たし、芸能界に戻ってきた。復帰会見で「普通の女の子に戻りたいと言って引退しながら、復帰するのは裏切りではないか」と聞かれると、藤村は「普通の女の子に戻るというのは、私のなかではキャンディーズのミキではなく、まず藤村美樹個人に戻りたいということでした。自分の意思で生きられる生活を取り戻したかったんです」とキッパリと話した。

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