長嶋茂雄さん逝去で「国民の祝日」に推す声も…7歳違い“昭和の大スター”3人が同じ誕生日の奇縁
病と闘う姿に多くの人が勇気をもらった
猪木さんは、2004年3月に脳梗塞で入院した長嶋さんが懸命にリハビリに励む様子を知り、お互いの誕生日である06年2月20日に、次の激励メッセージを色紙にしたためている。
《ながい人生
がんばり励んで
しんじた道に
まいた種
しげみは広がり
げんきよく
おおきな夢をありがとう》
詩集を出版するなど、自身の生きざまを文章につづることが多かった猪木さん。長嶋さんのフルネーム(ながしましげお)の7文字から始まる激励文は猪木さんの死後、長嶋さんのもとに届けられたと報じられている。
「長嶋さんは脳梗塞を患った後、懸命にリハビリする様子をテレビで放送し、同じ境遇にいる人たちを勇気づけました。猪木さんも亡くなる直前まで闘病する姿をYouTubeで配信し、多くの人が感銘を受けています。本来、苦しい状況を人には見せたくないものですが、あれだけ強かった人があえて弱っている姿を世間に見せるところも偉大でした。それぞれの世界で頂点を極めた者同士どこか相通じるところがあったと思います」(週刊誌記者)
偉大な3人の誕生日である2月20日を国民の祝日に推す声が多く聞かれる。
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