著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

山尾志桜里の不人気ぶりは永野芽郁と一緒…ネット社会は不倫騒動を忘れてはくれない

公開日: 更新日:

「みんなが忘れてくれるまで、少なくとも2年くらいはかかる」

 田中圭(40)との不倫疑惑を報じられた永野芽郁(25)も同じ。双方の事務所が交際を否定した後に2人のLINEのやりとりとされるものが拡散してしまい、CM映像が続々と削除されている。本人サイドが不倫を否定しているため契約は続いていて違約金は発生しないとみられるが、契約が切れればそのまま更新はされずに終了するだろう。

 ある映画プロデューサーによれば、「みんなが忘れてくれるまで、少なくとも2年くらいはかかる」そうだが、新しい仕事に入る時には、今回の山尾元議員のように騒動が蒸し返されるに違いない。

 時代の変化と言ったが、ネット上を探せば当時のことを簡単に見ることができ、多くの人の記憶がハンコのようによみがえってしまう。山尾元議員の場合は有権者が、永野の場合は制作サイドやスポンサーが、どう判断するか……。同じく不倫問題でいえば、広末涼子は逮捕歴もあって制作サイドが怖がってしまっている。

 かつても不倫騒動はあった。それでも取材や会見できちんと弁明すれば、今ほど徹底的にやり込められるようなことはなかったような気がする。一度転んだら起き上がりにくい時代がやってきているので、芸能人は細心の注意をもって生きていく必要がある。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」