フジテレビ夏ドラマには追い風吹くが…福原遥「月9」&木村文乃「木10」の“共感ドラマ”が本当の正念場

公開日: 更新日:

 衝撃的なタイトルや極端な設定で注目を集めようとするドラマは一時的に注目されるチャンスはあるが、敬遠されてしまうリスクも高い。

「それでもインパクトありきのドラマが増え続けるのは、《ネットで話題にならなきゃそもそも見てもらえない》という意識が制作側にあるから。人間関係を淡々と丁寧に描くことの大切さが分かっていても、なかなか実行するのは難しいんでしょうね」(広告代理店関係者)

《ずっと見ていたい》という関係性を描いたドラマが好調だったフジテレビ。夏の月9は児童相談所を舞台にしたハートフルな人間ドラマ「明日はもっと、いい日になる」で、福原遥(26=写真)と林遣都(34)がその路線を踏襲できるか。一方、「めおと日和」の次の木10は木村文乃(37)とラウール(21=Snow Man)で教師とホストの禁断の恋を描く「愛の、がっこう。」。こちらは“ほっこり”と真逆の展開になりそうだ。

「大きな問題を抱えているフジテレビにとって、GP帯の連ドラは視聴者、そしてスポンサー回帰のための重要なコンテンツなのは間違いありません」(前出の広告代理店関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗