フジテレビ夏ドラマには追い風吹くが…福原遥「月9」&木村文乃「木10」の“共感ドラマ”が本当の正念場

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 衝撃的なタイトルや極端な設定で注目を集めようとするドラマは一時的に注目されるチャンスはあるが、敬遠されてしまうリスクも高い。

「それでもインパクトありきのドラマが増え続けるのは、《ネットで話題にならなきゃそもそも見てもらえない》という意識が制作側にあるから。人間関係を淡々と丁寧に描くことの大切さが分かっていても、なかなか実行するのは難しいんでしょうね」(広告代理店関係者)

《ずっと見ていたい》という関係性を描いたドラマが好調だったフジテレビ。夏の月9は児童相談所を舞台にしたハートフルな人間ドラマ「明日はもっと、いい日になる」で、福原遥(26=写真)と林遣都(34)がその路線を踏襲できるか。一方、「めおと日和」の次の木10は木村文乃(37)とラウール(21=Snow Man)で教師とホストの禁断の恋を描く「愛の、がっこう。」。こちらは“ほっこり”と真逆の展開になりそうだ。

「大きな問題を抱えているフジテレビにとって、GP帯の連ドラは視聴者、そしてスポンサー回帰のための重要なコンテンツなのは間違いありません」(前出の広告代理店関係者)

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