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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

“やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

公開日: 更新日:

 蒸し返すようだが、吉沢は昨年12月、深夜に泥酔状態でマンションの隣室に無断侵入する騒ぎを起こした。被害者とは示談が成立し、不起訴になった。

 隣室の住人にしてみれば、深夜に知らない人に部屋に侵入されたら恐怖でしかないが、個人的にはこの報道を聞いてむしろ吉沢亮という俳優に親しみが持てた。

 それまで国宝級イケメンと持ち上げられ、話題はもっぱらイケメン界隈のことばかり。トークも
弾まず、人間的な魅力が伝わってこなかった。だが、そんなイケメンサイボーグがやらかし、逆に親近感が湧いた。

 ところで、間もなく吉沢主演「ババンババンバンバンパイア」も封切られる。元々2月公開の予定だったが、トラブルの影響で公開延期とされていたものだ。

 こちらは漫画原作で主人公の森蘭丸は450歳のバンパイア。彼が狙っているのは至高の味わいである18歳童貞の血。銭湯の一人息子・李仁(板垣李光人)が18歳になるまでその成長と純潔をそばで見守っているというドタバタコメディーだ。

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