低予算がゆえヒット? ドラマ好調フジテレビが福原遥の“ヒューマン路線”月9で勝負する切実事情
もちろんNHK大河のような大人数の群像劇なんて絶対に無理。出演者の数も絞るしかないんだとか。
「ただ会話中心の人間ドラマは派手さがないぶん、よりハイレベルな“脚本力”と“演技力”が要求されます。その点、小泉今日子&中井貴一さんの『二番目の恋』の脚本はベテランの岡田惠和さん、芳根京子さんの『めおと日和』は、最近なら『あのクズを殴ってやりたいんだ』(TBS系)を手がけた泉澤陽子さんと、うまくハマっていた」(元テレビ誌編集長)
■福原遥のバディーは林遣都
フジドラマの“ヒューマン路線”は夏も引き継がれていて、月9は初出演となる福原遥(26)の「明日はもっと、いい日になる」は、海辺の児童相談所が舞台となる。福原のバディーは林遣都(34)だ。
「元NHK朝ドラヒロインの福原さん、その相方が林さんとなれば、演技力についてはまったく問題なし。脚本の谷碧仁(たに・あおと)さんは劇団出身で、未知数の部分もありますが、春のTBS日曜劇場『キャスター』の執筆にも加わっています」(前出の元テレビ誌編集長)
果たして“ドラマのフジテレビ”として再生の道をひた走れるか。
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