著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

永野芽郁の"二股不倫自爆"で漁夫の利を得た奈緒 CMランキングの激変の中で躍進の様相

公開日: 更新日:

“ブラックに近いグレー”な現状の永野芽郁

 今年4月に二股不倫疑惑報道があった永野芽郁は、CMが放送中止になったり、動画が全て削除されるなど最悪の結果となったわけだが、ランキングを見る限り、起用社数はかろうじて8社となっている。半年前のランキングと比べてみると、味の素、P&G、サントリーといったナショナルクライアントが抜け落ちているのがわかる。橋本と同様に、滑り落ちたのはわずか3社だけだったが、他のクライアントも“ブラックに近いグレー”な現状が続いており、こちらも年末にはほぼゼロに向かうことになるだろう。

 気になるのは“ポスト川口春奈の最右翼”とも言われた永野が自爆したことで漁夫の利を得た女優やタレントだ。「クノール・カップスープ」の新たな顔となった河合優実(24)や、1人でプロモーションを展開するようになった「SK-Ⅱ」の綾瀬はるか(40)の出稿量は確かに増えた気もするが、広告業界の人間に言わせると、「今回のランキングで8位に入った奈緒(30)でしょうか……追い風が吹いている気がします」という。

「例えば、奈緒が『ディアボーテ』、永野が『いち髪』という2トップでプロモーション展開をもくろんでいたクラシエの戦略は奈緒ひとりの露出になりましたし、奈緒と永野のそれぞれの物語でプロモーション展開をしようとしていたサントリー緑茶『伊右衛門』も、奈緒の“おかえり……”のセリフが極上に癒やされると脚光を浴びています。所属事務所も、“勢いに乗れ”とばかり、新たなクライアント獲得に積極的なようで、年末に向け起用社数は増えると噂されています」(広告関係者)

 思わぬ人気者の後退で、混迷を極めるCM女王争い。今年末はどんな構図となっているのだろうか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ