W浅野は温子よりゆう子が「謙虚だった」

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 今で言う“最上級サバ美女”のW浅野だが、当時、温子とゆう子では「格の違いがある」とスタッフから聞いたことがある。70年代後半から映画で活躍し、80年代後半には「あぶない刑事」(日本テレビ系)、「パパはニュースキャスター」(TBS系)などでお茶の間に浸透した温子。70年代にアイドルデビューしたもののパッとせず、80年代はほぼ「水着のキャンギャル」イメージだったゆう子。先のスタッフいわく、「同格に扱ってはいけない雰囲気の現場では、ゆう子さんの方が謙虚で親しみやすかった」。

 さて、「恋パラ」最終回。浅野が最終的に選んだ石田純一は交通事故で死んでしまう! 泣き崩れた彼女がゆっくりとイヤリングを外してシャンパングラスに投げ入れ……このドラマで唯一しっとりとした場面だった。

 その“しっとり顔”が、35年後の同枠で主演している木村文乃とオーバーラップ、なんてその時は想像もつかなかった。当たり前か。

 それはともかく、それで終わらないのが「恋パラ」。時を経て日常に戻った歯科医の浅野。そこに患者として現れたのが、死んだ彼にうり二つの石田! 思わず診察用の椅子から転げ落ちて手を差し伸べられ、「ハックション」となってのエンドロールというオチ。

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