W浅野は温子よりゆう子が「謙虚だった」

公開日: 更新日:

 今で言う“最上級サバ美女”のW浅野だが、当時、温子とゆう子では「格の違いがある」とスタッフから聞いたことがある。70年代後半から映画で活躍し、80年代後半には「あぶない刑事」(日本テレビ系)、「パパはニュースキャスター」(TBS系)などでお茶の間に浸透した温子。70年代にアイドルデビューしたもののパッとせず、80年代はほぼ「水着のキャンギャル」イメージだったゆう子。先のスタッフいわく、「同格に扱ってはいけない雰囲気の現場では、ゆう子さんの方が謙虚で親しみやすかった」。

 さて、「恋パラ」最終回。浅野が最終的に選んだ石田純一は交通事故で死んでしまう! 泣き崩れた彼女がゆっくりとイヤリングを外してシャンパングラスに投げ入れ……このドラマで唯一しっとりとした場面だった。

 その“しっとり顔”が、35年後の同枠で主演している木村文乃とオーバーラップ、なんてその時は想像もつかなかった。当たり前か。

 それはともかく、それで終わらないのが「恋パラ」。時を経て日常に戻った歯科医の浅野。そこに患者として現れたのが、死んだ彼にうり二つの石田! 思わず診察用の椅子から転げ落ちて手を差し伸べられ、「ハックション」となってのエンドロールというオチ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    竹内結子さん、石原さとみに立ちはだかった女優35歳限界説

  2. 2

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  3. 3

    巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ

  4. 4

    沢口靖子はまさに“奇跡のアラ環”!「2025年で『60歳』のお美しい女性有名人」圧倒的1位の原点

  5. 5

    視聴率トップ「モーニングショー」山口真由氏に続き…女性コメンテーター2人も"同時卒業"の背景と今後

  1. 6

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  2. 7

    山口真由氏「妊娠・休養」報道で人気を証明 復帰後に約束された「最強コメンテーター」の道

  3. 8

    杉田かおるが財閥創業者の孫との離婚で語ったこと

  4. 9

    林芳正氏が自民党総裁選“台風の目に”…「2強」失速でまさかの決戦投票進出あるか

  5. 10

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」