MBS清水麻椰アナ結婚で気になる関西女子アナ「ハイクオリティー説」

公開日: 更新日:

「フリーでも関西だけでは活躍の場は…」

 全国を目指すこともできそうだが、意外と安定志向な一面も。

「いろんな方に取材させていただいて感じることは、みなさん堅実。テレビに出ているという面で芸能人に比べたら収入は低いかもしれませんが、出演番組による歩合、時間外手当などもあり、会社員としては高収入。さらに産休育休もあり、将来的に安定している。あえてフリーになったとしても、関西だけでは活躍の場は限られますしリスクは大きい。キー局で活躍した加藤綾子アナですら、キー局時代が一番輝いていたことは否めませんから、注目されて名前が通ったアラサーになって競争の激しい東京に行くよりもずっとエースでいられるほうがベターと思う方が多いのでは」(前出の松本氏)

 芸能事務所からもスカウトが来そうだが。同志社女子大学教授で元MBSプロデューサーの影山貴彦氏は「在阪局ではアナウンサーをタレント扱いしない」としてこう続ける。

「在阪局ではアナウンサーも番組制作チームの1人という認識です。なのでグラビアのお声がけにもアナウンサーの前に会社員である、という認識でお断りする場面も多かったようです。またMBSやABCはラジオもあり、ラジオのMC、定時のニュース読みが必須なのでアナウンス力が高いのではないでしょうか」

 関西エリアのテレビ局がアナウンサーの育成にもしっかり目を向けているということかもしれないが、関西女子アナたちのポテンシャルの高さは今後もキープされそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 昨今、女子アナは「40代の返り咲き」がブームのようだ。関連記事【もっと読む】春改編はTBS出水麻衣、元日テレ西尾由佳理ら「40代アナ返り咲き」がトレンド!“フジ女子アナ上納”に逆行…では、新たな潮流について伝えている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  1. 6

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  2. 7

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  3. 8

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  4. 9

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 10

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々