ドジャース佐々木朗希の球威回復を妨げるもの…故障再発に怯え“臆病マインド”で自らブレーキ
右肩インピンジメント症候群で60日間の負傷者リスト(IL)入りし、傘下オクラホマシティーで調整を続けているドジャース・佐々木朗希(23)が日本時間21日、敵地ワシントン州でのタコマ(マリナーズ傘下)戦に登板。
復帰初マウンドだった前回15日のアルバカーキ(ロッキーズ傘下)戦では2回3分の0を6安打3失点。予定の3イニングを投げ切れず、直球の最速は約154キロ止まりで、スプリットの制球にも苦しんだ。
試合後、スピードガン表示がどこにあるか分からなかったと明かし「球速を確認できなかったため、出力が上がらなかった。次はもっと出して、(肩や肘に)いい張りが出てくるようにしたい」と球速アップを課題に挙げた。
「何も不安なく投げられた」と話している通り、患部の状態は万全のはずでも、球威がなかったのはフィジカルよりもメンタルに原因があるようだ。
ドジャースのマーク・プライアー投手コーチは、大リーグ公式サイトの取材に佐々木の現況についてこう明かしている。