活動休止発表のPerfumeは「紅白」で有終の美か…背景に地下アイドル出身の“ド根性キャリア”
3人組テクノガールズユニット・Perfumeが年内いっぱいで活動休止すると、21日に公式サイトなどで発表された。この日は2005年に「リニアモーターガール」でメジャーデビューした20周年のメモリアルデーだった。本人たちは「一度コールドスリープします」と表現。テクノ感あるワードチョイスもまた話題になっている
いまやワールドツアーでも人気のグループになったPerfumeだが、芸能活動のスタートは早く、3人はアクターズスクール広島出身で、かしゆか(36)とあーちゃん(36)が出会った1998年、2人は9歳だった。02年にご当地アイドルとしてデビューし、03年、ローカルアイドルブームにのって中学3年で上京。当初は秋葉原で路上ライブを行うなど、草の根活動を続けていた時期もあり、地下アイドルの憧れの星にもなっている。「アクターズスクール広島出身者にはSTU48など活躍しているタレントも多い。広島の女の子は、見た目と違ってド根性タイプが多い。目標を決めるとブレないから成功する。Perfumeはその代表的存在」(芸能関係者)。
そんな彼女たちのブレークのきっかけは「テクノ」。03年、上京したタイミングで、中田ヤスタカがサウンドプロデューサーに就任。当時からクラブミュージック系DJの間で評価が高かった。05年にメジャーデビューすると、平成のバレンタインソング「チョコレイト・ディスコ」といった名曲が誕生し、快進撃を続けた。